不貞寝

また、朝まで寝付かれなかった。

ようやく眠っていたら、呼び鈴で起こされた。

最悪だった。

考えないようにするため、動悸を気にしないようにしつつ、再度眠る。

眠るということは、死ぬことに似ているから、起きたらきっと、記憶を薄れさせるはず。

そして、目が覚めて、少しく不快さは消えたが、ゼロというわけにはいかない。

よって、また、酒を飲む。