残りの時間

晴れ。

10月の終わりとともに、消えていなくなりたいと願っていたけれど、そうは問屋が卸さないだろう。

でも、あとふた月くらいは、なんとかなりそうだから、それまでに消えられるように祈ろう。

そして、それまでは、なんとか働こう。

体力が不安だけれど、その力を温存する目的もないので、出来る限りのことをしよう。

今まで怠けてきた報い、或いは代償なのだから、当たり前のことだ。

最後のぜいたくのつもりで、新宿へ行き、煙草と弁当を買った。

全部をいちどきに食べる自信はないけれど、何度かにわけてでも、残さずに最後まできちんと食べよう。

 

ひどい痛みはないけれど、膝が少々がたつき、少しあるくとすぐ脚が草臥れてしまう。

足の指も、体重を支えるのが大変らしい。