人という文字は、誰かと誰かが支えあっている象形だという。が、しかし、私を支えるひとはもうどこにもいないだろう。

それはそれで仕方がないし、むしろ望むところだけれど、もしも動けなくなった場合は、誰かしらに迷惑をかけることになってしまうと思うと、思うと。

明日、朝が来て、目覚めるのがいやだけれど、目覚めなかったとすると、その先がさらに嫌だな。